こんにちは、WaoWaoです!マニラのBGCで働く日本人エンジニアです。今日は、私が日々の生活で直面している、マニラでの日本製品購入にまつわる知っとけばよかったーと思った事実をお伝えしたいと思います。
「同じ値札」なのに高い!? 日本製品
マニラに来て最初に驚いたのが、日本製品の値段表示。一見すると日本と同じ数字が書いてあるんです。「あれ?意外と安いじゃん!」と思ったのもつかの間...。
実はこれ、とんでもない罠なんです!
例えば、日本で450円で買える日焼け止め。マニラのお店では450...ペソで売られているんです!ペソと円の為替レートを考えると、なんと約1,200円!日本の2.5倍以上の値段になってしまうんです。インバウンドでドラックストアが人気な理由がマニラにくると本当にわかります。クオリティと価格を求めたら、マニラの物価は本当に高いと実感しています。
これは食品でも同じ。日本では100円で買える商品が、マニラの100均ショップ(実際は88ペソ均一)で売られているんです。計算すると約220円。円安が進んでいる現在はもっとですね。もはや100均の域を超えていますね(笑)また、日本のレトルト商品ですと、100円のものが190ペソで売られてたりもするので、、、約5倍ですね。まあ、それでも買っちゃうんですよね。
インフレの影響も無視できない
ただ、最近はコロナ禍の影響で世界的にインフレが進んでいて、フィリピンも例外ではありません。1年前と比べると、全体的に物価が上がっています。17ペソで買えていたものが最近は24ペソなんてものもあるくらい、すべての物価が上がっていて、よくニュースでは米の価格上昇が取り上げられています。ちなみに、家賃は毎年約10%くらいずつ上昇しています。
そのため、日本製品だけが特別高く感じるわけではありません。むしろ、日本と同じくらいの品質を求めると、フィリピン製品の方が少し割高に感じることもあります。
手に入らない物はどうする?
もちろん、フィリピンで手に入らない日本製品もたくさんあります。そんな時は、日本から送ってもらうのが一般的。
私の友人たちは、よく日本の家族や友人に荷物を送ってもらっています。船便を利用すれば、意外と安く送れることも。ただ、到着まで1〜2ヶ月かかることもあるので、計画的に頼む必要がありますね。
私自身、日本の美容製品が恋しくなって、大量に送ってもらったことがあります。マニラに着いた時は、まるでクリスマスプレゼントを開けるような気分でした(笑)
電化製品は要注意!
日本製品の中でも、特に注意が必要なのが電化製品です。特にPC、スマホなどのハイテク製品は、日本で購入することをおすすめします。
理由は主に3つ。
1. 最新モデルの入荷が遅い
2. 高スペック製品が販売されないことがある
3. 修理やサポートが限られている
4.公式の店舗ではない場合が多い
例えば、私が使っているiPhoneは日本で購入したものです。フィリピンには公式のAppleストアがないので、修理が必要になった時にはかなり苦労しました。結局、信頼できる修理店を見つけるまでに1ヶ月もかかってしまいました。
また、ゲーミングPCを探していた友人は、欲しいスペックの製品がフィリピンでは販売されておらず、結局日本帰国時に購入して持ち込むことになりました。公式のお店があっても、そのモデルは販売されていませんというのも結構あるので、日本よりも選べる幅が少ないですし、日本で買うよりも割高な商品、偽物の商品などが多いので、真偽を確認しなければ買えない商品も多いです。Amazonもシンガポール経由ですので郵送費は高いですよ。
意外と便利!?フィリピンならではの買い物事情
ここまで日本製品の価格の高さについて話してきましたが、フィリピンならではの便利な買い物事情もあります。
例えば、デリバリーサービスの充実ぶり。食事はもちろん、スーパーの食材やドラッグストアの商品まで、ほぼ何でも配達してくれます。日本製品が欲しくなった時も、アプリで注文すれば数時間で届くんです。
私は先日、急に和食が食べたくなって、日本食材店の商品をデリバリーで頼みました。1時間後には出汁を飲みながらホッとしている自分がいました(笑)
日本製品をマニラで買う際のコツ
では、マニラで日本製品を賢く購入するコツをいくつか紹介します。
1. セール時期を狙う:
日本と同じように、フィリピンでも定期的にセールがあります。特に、日系デパートのセール時は日本製品が比較的お買い得になります。Japanese製品のセールがあったり、不人気商品だったりするので、2個買うと1個が無料になるキャンペーンをやっていたりします。こまめにスーパーの情報をチェックしたり、DMで案内が届きます。
2. 量り売りを活用する:
一部のスーパーでは、日本の調味料や菓子の量り売りをしています。必要な分だけ購入できるので、無駄なく経済的です。
3. 現地の代替品を探す:
意外にも、日本の製品と似たような品質の現地製品が見つかることがあります。少し探してみる価値はありますよ。私は、会員型スーパーで、外国産の製品をよく購入します。(コストコで家電を買うイメージですね)
4. コミュニティを活用する:
マニラには日本人コミュニティがたくさんあります。SNSなどで情報交換すると、お得な情報が手に入ることも。帰国される方がお譲りされる場合や安く売却するケースもあります。また、Facebookでは、日本でのメルカリのようなマーケットプレイスがあり、中古品のやり取りはとても頻繁にありますので、見てみることをおすすめします。
5. 日本帰国時にまとめ買い:
どうしても必要な物は、日本帰国時にまとめて購入するのも一つの手段です。私はいつも行きは空っぽのバックを持って帰国しますね。2年以上フィリピンに滞在しているので、免税の優遇を受けたり、インバウンド用のクーポンも使用できます。ただし、航空会社の重量制限には注意が必要なので、いつも手荷物を追加で購入していますよ。
日本製品の値段事情
マニラで暮らし始めて、日本製品の価値を改めて実感しています。同時に、フィリピン製品の良さも発見できました。
確かに、日本製品は高価です。でも、それ以上にフィリピンでの暮らしは魅力的。美しいビーチ、陽気な人々、ゆったりとした時間の流れ...。これらを考えると、少々の出費も納得できる気がします。
海外で暮らすということは、常に「取捨選択」の連続。何を諦め、何を選ぶのか。その過程で、自分にとって本当に大切なものが見えてくるんです。これって今必要?代替できないかな?とかのアイデアをどんどん考えますし、フィリピンの場合どうやって無くてもいい環境なのかなと聞いてみたりして楽しんでいますよ。
みなさんも、機会があればマニラでの暮らしを体験してみてください。きっと、新しい発見があるはずです!
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。WaoWaoでした!