マニラで楽しむ自炊生活!ローカル食材と調味料


 こんにちは、WaoWaoです!マニラのBGCで働く日本人エンジニアです。今日は、マニラでの自炊生活について、私の経験をもとにお話しします。

マニラに来て驚いたのは、意外と自炊がしやすい環境だということ。多様な食材や調味料が手に入り、アジア各国の料理を楽しむことができます。それでは、詳しく見ていきましょう。

マニラでの自炊のメリット

まず、マニラで自炊をすることのメリットをいくつか挙げてみます。

a. コスト削減

外食も比較的安いですが、自炊するとさらに食費を抑えられます。BGC内で毎食となると、カロリーも値段も決して安くはありません。

b. 健康管理

自分で材料を選び、調理することで、より健康的な食生活を送れます。フィリピン料理は、意外と野菜が少なくて、塩分も多く、油分も豊富なので、すぐに太ってしまいます。なので、健康管理のためにも、ちょっとした自炊はおすすめです。

c. ストレス解消

料理をすることで、仕事のストレスを解消できます。私はいかに短時間で作成できるかに挑戦することが好きなので、結構計画的にまとめて週末にやります。

d. 多様な料理を楽しめる

アジア各国の食材が手に入るので、様々な国の料理にチャレンジできます。スーパーに行ってどんな味なのか予想するのも、実際食べて試してみるのも楽しいです。

食材の入手方法

マニラでは、様々な場所で食材を入手することができます。日本とはまた違った購入方法もあるので、ぜひチャレンジしてみてください!

a. スーパーマーケット

- SM Supermarket:大型チェーンで、品揃えが豊富です。
- Rustan's Supermarket:高級スーパーで、輸入食品も多いです。
- Robinsons Supermarket:一般的な食材が手に入ります。

b. ウェットマーケット(現地市場)

- Guadalupe Market:新鮮な野菜や魚が安く手に入ります。
- Farmer's Market (Cubao):品質の良い食材が豊富です。

市場までいかなくても、駐車場などで決まった曜日に野菜などの直接販売所があったりします。私のオフィスの駐車場では、毎週末に野菜と料理の販売所ができて、安価で旬の野菜やフルーツが入手できます!

c. 専門店

- Santis Delicatessen:輸入食品や高級食材が揃っています。
- Healthy Options:オーガニック食品や健康食品が中心です。価格は、、、高いです

d. オンラインショッピング

- Lazada, Shopee:乾物や調味料を大量に買うのに便利です。
- MetroMart:スーパーの商品をデリバリーしてくれます。Grabやフードパンダのアプリから直接注文することも可能で、受け取るだけなのでとても便利です。

e.Facebookで農家から直接

これは、日本の例を出すと、メルカリで産地の野菜を売っている農家から直接購入するイメージに使いです。Facebookのマーケットプレイスで野菜や海産物のリストがあるので直接DMでやり取りして、GCashで支払いし、デリバリーで送ってもらいます。マニラ近郊の農家産から直接届くので、大量だったりするので、数人で頼んだりしますよ。

アジアの調味料とその使い方

マニラでは、様々なアジアの調味料が手に入ります。以下、よく使う調味料とその入手方法、使い方を紹介します。特に、フィリピンで購入する食材(主にお肉)は匂いが日本よりも野生的なので、アジアの調味料と組み合わせることで、その臭みを消すことができます。

a. 醤油(Soy Sauce)

入手方法:ほとんどのスーパーで購入可能。Kikkoman(キッコーマン)はコンビニでも手に入ります。
使い方:和食はもちろん、中華料理やフィリピン料理のアドボにも使います。フィリピンオリジナルの醤油もありますが、塩水に着色しなのかな?って感じなので少量を試してみるといいかもです。私は日本産、ない場合は韓国か中国産を購入します。

b. 魚醤(Patis)

入手方法:ローカルスーパーやウェットマーケットで購入可能。
使い方:フィリピン料理に欠かせない調味料。スープや炒め物に少量加えるとコクが出ます。ただし、入れすぎると、その料理は終了です。リカバリーできません。

c. クミンやカルダモンなどのパウダー香辛料

入手方法:ほとんどのスーパー、アジア食材店や輸入食品店で購入可能。
使い方:タイ料理やインド料理としてやスパイス料理として使用。メーカーや輸入元の国にとって微妙な違いがあるので、色々試してみるのがおすすめです。

d. オイスターソース

入手方法:多くのスーパーで購入可能。Lee Kum Kee(李錦記)がおすすめ。
使い方:中華料理の炒め物や、野菜炒めの味付けに重宝します。醤油との組み合わせは抜群です。

e. サンバルオレック(Sambal Oelek)

入手方法:アジア食材店やLazadaで購入可能。
使い方:インドネシア発祥の唐辛子ペースト。炒め物や料理の辛味付けに使います。

f. コチュジャン

入手方法:韓国食材店やLazadaで購入可能。
使い方:韓国料理に欠かせない唐辛子味噌。ビビンバやチゲ鍋に使用します。大体このコチュジャンの近くには韓国産の味噌などもあるので、使い勝手がとてもいいです。

 

このほかにも、通常のスーパーでさまざまなアジアの製品が入手できます。中国や韓国などの他に、シンガポールやインドネシア、タイなどのローカルフードやレトルート食品も多く見かけますし、価格も安いです。 日本で作られたキューピーマヨネーズよりもタイで作られるキューピーマヨネーズの方が50%くらい安かったりもしますよ。

日本の調味料の代替品


日本の調味料が手に入らない場合の代替品をいくつか紹介します。今ではBGCにいる時は、基本的に三越に行けば入手できるので、あまり必要ないのですが、それ以前は限定的な食材しか入手できなかったので(行くのが面倒で)、その時に使っていたものですね。

a. みりん → 料理酒+砂糖
b. 白だし → 薄口醤油+昆布茶
c. わさび → 西洋わさび(Horseradish)+からし
d. ゆず果汁 → カラマンシー(Calamansi)果汁

マニラならではの食材とレシピ


マニラで手に入る特徴的な食材とそれを使ったレシピをいくつか紹介します。日本で見たことのない食材も多いので、ローカルなマーケットに行って右から順番に試してみたら楽しいですよ!

a. カラマンシー(Calamansi)

小さな柑橘系の果物。レモンやすだちの代わりに使えます。さっぱりしていて安いので、よく使っています。
レシピ例は、カラマンシーチキン(カラマンシー果汁で鶏肉を漬け込み、オーブンで焼く)
変則的かもしれませんが、水炊きをチキンブイヨンで作って、醤油とカラマンシーにつけて食べると、さっぱりして安くできておいしいですよ。

b. ウベ(Ube)

紫色のヤムイモ。フィリピンのデザートによく使われます。紫色のスイーツは大体これです。
レシピ例はウベアイスクリーム(ウベペーストと生クリームを混ぜて冷凍)で、さつまいものように使います。

c. バナナの葉(Banana Leaves)

料理を包んで蒸したり焼いたりするのに使います。
レシピ例は、バナナリーフで包んだ魚(魚に香辛料をまぶし、バナナの葉で包んでグリル)

d.モリンガ(Moringa uniflora)

私がよく料理に使う、フィリピンのスーパーフードです。栄養価が高く、どこにでも生えているので、安価に入手できます。友人の家の庭に生えていて、だれも食べないとのことでしたので、大量にとって冷凍保存しています。味は草のような感じですね。

レシピとしては、私はよくモリンガのキノコ味噌汁を作っています。青臭いので、スパイシーな料理との組み合わせがお薦めです。モリンガは、健康食品として、よくパウダーが売っていますよ。

自炊の際の注意点

フィリピンで自炊する際には、日本では普通だったものも、注意して調理しなければならないことがいくつかあります。(そうしないと、お腹を壊します、、、)

a. 水道水は飲用に適さない

調理用の水は浄水器を通すか、ミネラルウォーターを使用しましょう。通常コンドミニアムでは、ウォーターサーバーを注文して、12Lや24Lの水を確保していると思いますので、飲食するもの、生野菜の仕上げのすすぎなどはこの水で行うことをお薦めします。

b. 食中毒に注意

生野菜や果物はよく洗い(すすぎは飲料水で)、可能であれば皮をむいて食べましょう。私はフィリピンに来てすぐは、お風呂で口に入った水や、お皿を洗った後に乾かないままの水でお腹を壊しました。今では平気ですが、慣れるまでは気をつけた方がいいです。

また、気温が暖かいので作ったものをそのままにしておくと本当にすぐに腐れます。腐れる手前でもお腹を壊すので、すぐに冷蔵庫に入れたり、食べたり、管理は大事ですね。

c. ガスコンロの管理

ガスボンベを使用する場合が多いので、定期的なチェックと交換を忘れずに。マニラのコンドミニアムはガスボンベではなく、電気コンロですが、それ以外の場合は日本のようなガスシステムではなく、小さなガス缶(テーブル用のカセットこんろ用くらい小さいものではありません)を交換して使用するため、容量をこまめに確認してオーダーする必要があります!

d. 害虫対策

食材の保存には密閉容器を使い、こまめに掃除をしましょう。虫が本当によくきます。コンドミニアムに住むと、ゴミ出しが自分のフロアにあるので、こまめにゴミ出しをして自分の部屋に溜めないことが重要です。すぐ腐れるしね。

自炊のコツとアイデア

気候が暖かいので、たまにだるくてやる気が出なかったり、すぐに食材が腐れてしまうので、自分なりの自炊のコツとアイデアを考えておくことは必須だと思います!

a. 週末にまとめて下準備

忙しい平日でも自炊しやすいよう、週末に野菜を切ったり、下味をつけたりしておきます。

b. ローカルの調理器具を活用

例えば、バンブースチーマー(竹製の蒸し器)を使うと、ヘルシーな蒸し料理が簡単に作れます。

c. ローカルフルーツを活用したデザート

マンゴーやパパイヤなど、新鮮な果物をデザートに活用しましょう。私は、マンゴーフロートをココナッツミルクで代用したりしたオリジナルなレシピを作ってみましたよ!

d. フュージョン料理に挑戦

日本料理とフィリピン料理を融合させた新しい料理を考案するのも面白いです。例えば、アドボ風の焼きおにぎりなど。

自炊コミュニティへの参加


マニラには、料理好きな外国人のコミュニティがあります。Facebookグループなどで情報交換したり、時には集まって料理を教え合ったりしています。これは新しいレシピを学んだり、現地の食材について詳しく知ったりする良い機会になります。

マニラで楽しむ自炊生活!ローカル食材と調味料

マニラでの自炊生活、いかがでしたか?最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、慣れてくると本当に楽しいですよ。

自炊することで、単に食費を節約できるだけでなく、マニラの食文化をより深く理解し、アジア各国の味を自宅で楽しむことができます。また、同僚や友人を招いて手料理をふるまえば、素敵な交流の機会にもなりますね。

私自身、自炊を通じてマニラ生活をより豊かなものにできたと感じています。新しい食材や調味料との出会いは、まるで味覚の冒険のよう。そして、忙しい仕事の合間の料理時間は、大切なリラックスの時間にもなっています。

さあ、明日からのディナーは何を作ろうかな?アドボ?シニガン?それとも和風パスタ?マニラの食材で作る料理の可能性は無限大です!

それでは、また次回のブログでお会いしましょう!WaoWaoでした!

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