フィリピンスイーツの魅力探訪:伝統から現代まで、甘美な味の世界

 

こんにちは、マニラ在住のWaoWaoです。今日は、フィリピンの魅力的なお菓子の世界をご紹介します。フィリピンのスイーツは、その独特な味と texture、そして文化的背景が織りなす魅力に溢れています。伝統的なお菓子から現代的なスイーツまで、幅広くお話ししていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

フィリピンスイーツの特徴

フィリピンのお菓子は、その歴史的背景から、スペイン、中国、アメリカなどの影響を受けています。また、豊かな自然環境を反映し、ココナッツ、バナナ、マンゴーなどの熱帯フルーツを使用したものが多いのが特徴です。

主な特徴:

  • 甘さ控えめなものから極端に甘いものまで多様
  • もちもちした食感のものが多い
  • ココナッツミルクやココナッツ果肉の使用頻度が高い
  • 米や米粉を使用したお菓子が豊富
  • カラフルな見た目のものが多い

 伝統的なフィリピンスイーツ

◆ ビビンカ(Bibingka)

 米粉とココナッツミルクで作られた蒸しケーキの一種。伝統的には、バナナの葉で包んで炭火で焼きます。上にバターとチーズ、時にはサラコ(アヒルの塩漬け卵)をのせて食べます。クリスマスシーズンの定番スイーツです。

◆ プト・ブンボン(Puto Bumbong)

 紫色のもち米を竹筒で蒸して作る伝統的なお菓子。ココナッツとムスコバド糖(黒砂糖)をかけて食べます。これもクリスマスシーズンに特によく見かけるスイーツです。

◆ ハロハロ(Halo-halo)

 フィリピンを代表するデザート。かき氷の上に、様々な具材(豆、ゼリー、フルーツ、アイスクリームなど)をのせたものです。「ハロハロ」はタガログ語で「ミックス」という意味で、まさに色とりどりの具材が混ざり合った見た目も楽しいデザートです。

◆ レチェ・フラン(Leche Flan) 

スペインのクレームカラメルに似たプリン。卵黄とミルクをたっぷり使った濃厚な味わいが特徴です。

◆ トゥロン(Turon) 

バナナの春巻き。バナナとジャックフルーツを春巻きの皮で包み、砂糖をまぶして揚げたスイーツです。外はカリカリ、中はとろりとした食感が人気です。

◆ サウマ(Sapin-sapin)

 「サピン」はタガログ語で「層」という意味で、その名の通り、色とりどりの層になったココナッツミルクのプリンです。もち米粉で作られ、もっちりとした食感が特徴です。

◆ ウベ・ハラヤ(Ube Halaya)

 紫芋(ウベ)のペーストを使ったジャム状のデザート。濃厚な紫色と独特の甘さが特徴で、そのまま食べたり、他のデザートの具材として使われたりします。

現代的なフィリピンスイーツ

◆ ブレッド・トーク(Bread Talk) 

シンガポール発祥のベーカリーチェーンですが、フィリピンでも大人気。特に、パンデサルと呼ばれる小さな丸いパンにチーズやサラミを挟んだものが人気です。

◆ マンゴー・フロート(Mango Float)

 マンゴー、クラッカー、生クリームを層にして冷やした簡単デザート。家庭でも作られる人気のスイーツです。手作りが簡単で、冷凍保存できるのでよく作成します。

◆ ブコ・パンダン・ケーキ(Buko Pandan Cake)

 ココナッツとパンダンリーフ(香り米)の風味を生かしたケーキ。淡い緑色が特徴的で、軽い食感が人気です。BGC内でもよく路上で売り歩いているお爺さんを見かけます。

◆ エンサイマーダ(Ensaymada) 

スペイン由来のパンですが、フィリピンでは独自の進化を遂げました。バターとチーズがたっぷりのった甘いブリオッシュ系のパンです。ローカルなパン屋から、スタバなどのカフェでも手軽に購入ができます!

フィリピンスイーツを楽しむ場所

フィリピンスイーツは 、ローカル店からファストフード店、高級料理店など、どこに行っても楽しめますが、その場所場所で素材の違いなどで異なった体験を得ることができます。一度口に合わなくても、別の場所では食べれる!と入ったことがよくあります。

◆ ローカルマーケット 

伝統的なスイーツを味わうなら、地元のマーケットがおすすめです。特に、ケソン市のクバオマーケットは、様々なフィリピン伝統菓子が楽しめる場所として有名です。

◆ ジョリビー(Jollibee) 

フィリピンの国民的ファストフードチェーン。ペンチ・フラン(Peach Mango Pie)という、桃とマンゴーを包んだパイが人気デザートです。季節によって、Ubeなども使われるので、ぜひチャレンジしてみてください!

◆ ゴールデン・カウリフラワー(Goldilocks)

 フィリピン最大手のベーカリーチェーン。伝統的なフィリピンケーキや菓子が豊富に揃っています。

◆ メアリー・グレース(Mary Grace)

 カフェとベーカリーのチェーン店。エンサイマーダやチーズロールが特に人気です。

フィリピンスイーツを楽しむコツ

◆ 甘さに慣れる 

フィリピンのスイーツは、日本人の感覚からするとかなり甘いものが多いです。最初は少量から試してみるのがおすすめです。

◆ 地元の人おすすめの店を探す 

観光客向けではなく、地元の人が日常的に利用する店で本当の味を楽しみましょう。

◆ フルーツの季節を知る 

マンゴーやランブータンなど、季節のフルーツを使ったスイーツは、旬の時期に食べるのが一番美味しいです。

◆ 温かいうちに食べる 

ビビンカやプト・ブンボンなど、温かいうちに食べるのが美味しいスイーツもあります。屋台で買ったらすぐに食べるのがおすすめです。


フィリピンスイーツを楽しむイベント

◆ カカオ・デ・バタンガス・フェスティバル 毎年2月に開催される、チョコレートとカカオをテーマにしたフェスティバル。様々なチョコレートスイーツを楽しめます。

◆ パスコ(クリスマス)シーズン 12月になるとフィリピン全土でクリスマスムードが高まり、ビビンカやプト・ブンボンなどの伝統的なスイーツが街中で見られるようになります。

 

フィリピンスイーツを自宅で作ってみよう

フィリピンのスイーツの中には、意外と簡単に作れるものもあります。例えば、マンゴー・フロートは材料さえあれば家庭でも簡単に作れます。また、レチェ・フランも基本的な材料で作ることができます。

自宅で作ることで、砂糖の量を調整したり、材料を自分好みに変えたりすることができるのも魅力です。フィリピン人の友人や同僚に聞いて、家庭のレシピを教えてもらうのも楽しいかもしれません。

健康面での注意点

フィリピンのスイーツは非常に美味しいですが、カロリーが高いものも多いです。特に、ココナッツミルクを使用したものは脂質が多く、砂糖をたっぷり使ったものも多いので、食べ過ぎには注意が必要です。フィリピン(マニラ)に来て、太ったという同様は多く、それは日本人もフィリピン人も変わりなく注意が必要です。

また、屋台で買う場合は衛生面に気をつけましょう。清潔そうな店を選び、できれば地元の人で賑わっている人気の店を選ぶのがおすすめです。直感を信じて諦めることも大切です!

 

最後に

フィリピンのスイーツは、その多様性と独特の味わいで、きっとあなたを魅了するはずです。伝統的なものから現代的なものまで、様々な種類を試してみてください。それぞれのスイーツには、フィリピンの歴史や文化が詰まっています。

スイーツを通じて、フィリピンの人々の暮らしや文化に触れることができるのも大きな魅力です。フィリピン滞在中はもちろん、帰国後も懐かしく思い出す味になるかもしれません。

フィリピンのスイーツ探訪、ぜひ楽しんでくださいね。マニラでの生活がより甘く、楽しいものになりますように!

以上、フィリピンのお菓子について、伝統的なスイーツも含めてご紹介しました。何か質問や感想があれば、ぜひコメント欄でお聞かせください。甘い話で盛り上がりましょう!